一気に夏らしくなってきた台湾。
MRT市政府駅近くにある、おしゃれな酸菜白肉鍋のお店「王鍋屋」へ再訪問してきました。
信義区という立地だけあり、一歩中に入るとラグジュアリーなカウンタースタイルの素敵な空間が広がります。
酸菜白肉鍋といえば 一般的に大人数でわいわいシェアするイメージがありますが、こちらでは一人鍋がメイン。個室もあり、隠れ家的なお店として記念日などにも活躍してくれます。
台北でおしゃれで美味しい酸菜白肉鍋を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
静かで雰囲気もよいのでデートや記念日にもおすすめです！
王鍋屋までの行き方と店内の雰囲気
「王鍋屋」はMRT市政府駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
この黒い看板が目印。扉をあけると、都会の喧噪が消え落ち着いた雰囲気に包まれます。
店内は、室内設計士でもあるオーナーがデザインしたというだけあり、鍋屋とは思えないくらいスタイリッシュ。静かで大人の雰囲気があります。
ほとんどがカウンター席となっているので、大人数で行くのは向かないかもしれません。
今回は事前に予約していた4人用個室に案内してもらいました。記念日のため個室にしましたが、個人的にはカウンター席のほうが店内の雰囲気も楽しめておすすめです。
なお、個室については最低消費額が5000元以上となります。
台湾観光協会issueでも紹介
最近になってテレビや雑誌にも紹介されて始めた王鍋屋ですが、台湾の有名芸能人もお忍びで訪れることが多いんだとか。2019年には台湾観光雑誌 「台湾観光 - Issuu」でも日本語で紹介されていました。
気になるメニューは
酸菜白肉鍋は全てセットメニューとなっています。母の日などイベントがある際はメニューが変わることがあるので、Facebookなどで先にチェックするようにしてください。
ランチメニュー
平日お昼限定のランチメニューです。
ランチはお肉、野菜盛合せ、ごはん/麺/春雨、ビネガーがついて360元～。ベジタリアンの方向けに、野菜のみの鍋も提供しています。こちらは290元でした。
ディナーのお値段よりもかなりリーズナブルでお得感あります。ランチタイムは11:30～15:00までとなります。
・台灣經典帶皮黑毛豬五花：台南産黒毛豚（バラ肉） 390元
・伊比利黑毛豬五花：スペイン産イベリコ豚（バラ肉） 490元など
ディナーメニュー
ディナーメニューです。
ディナーはお肉、野菜盛合せ、ごはん/麺/春雨、デザートがついて720元～。ランチと異なる点ですが、2種類のお肉とデザートがついています。また海鮮付きのセットはディナーのみ提供しています。ディナータイムは17:30～22:30となります。
・盤克夏黑毛豬五花＆梅花：バークシャー豚（バラ+ロース肉）880元
・伊比利黑毛豬五花＆梅花：スペイン産イベリコ豚（バラ+ロース肉）980元など
メインは何といっても自家製の酸菜
オーナーの御祖父様が、若き頃留学された京都で（おじいさまは今100歳なんだとか！） 日本人の口に合うように改良を重ねたという「和」の要素を加えた「酸菜白肉鍋」。
伝統的な中国東北の酸菜白肉鍋に比べすっぱさが抑えられているので、初めての方でも食べやすくなっています。
絶品の酸菜白肉鍋、早速いただきます
今回注文したのは母の日限定で、一人1080元のセットです。
▼母の日限定メニュー
王氏湯品
まず最初に運ばれて来たのは「王さんのスープ」です。名前の通りオーナの祖父である王德永さんが長い年月を重ね作り上げた黄金のスープ。
鍋を始める前にスープそのままの味を楽しめるよう、まずはスープのみをいただくスタイルです。
スープを注ぐその器にも日本の要素が入っているようにみえますよね。口当りが良くて飲みやすいのでゴクゴクといけてしまいます。
一夜醬菜
次に運ばれて来たのは前菜です。お鍋にも入っている酸菜に海鮮を加えて合えたもので、上に甘エビがのっていました。
甘エビ特有の旨味とシャキシャキ食感の酸菜が絶妙です。
お酒はアサヒ生ビールにしました！こちらのお店は日本酒からワインまで取り揃えられていて、お鍋と一緒に楽しむことができます。
酸菜白肉鍋
そしてやってきましたお待ちかねのお鍋！
個室でいただく場合は大なべの設定となります。酸菜もたっぷり入っていて、テンションあがります。
一緒にやってきた野菜の盛り合わせは、キャベツやきくらげ、かぼちゃ、タロイモ、肉団子など種類も豊富。契約農場から仕入れた旬の野菜を使用しているとのことで、いつでも新鮮な野菜が味わえます。
ふっくらやわらかな肉団子はご飯がすすむ～
上質なブランド肉
お肉はイベリコ豚、台南黒毛豚、マンガリッツァ豚とブランド豚が勢揃い！この値段でいただけるなんて、かなり良心的です。
脂身の多さにびっくりするかもしれませんが、油っぽくないんですよね、これが。
早速お鍋に投入していきます。
とても良いお肉なので、色が変わったところでササッと引き上げます。
ネギを入れたポン酢風のタレに絡めて一枚をパクリ。
口に入れた瞬間お肉がトロけます。美味しい～。。
ほんのりオレンジの香りがする、上品なゴマソースも絶品。
こちらは台南の黒毛豚。なんと皮付きなんです。
もっちり食感の豚肉はかめばかむほど甘みがひろがりおいしいです。
この2種類のタレのほかにゆず胡椒やゴマ油も用意されていて、お好みに合わせていただけます。タレや薬味はすべておかわり自由でした。
ご飯はそのまま食べても良いし、最後に〆としてお鍋に入れて食べるのもおすすめ。麺はお鍋に入れて一緒に煮込んでいきます。
これだけ脂身があるのに、アクがあまり出ないのがびっくり。4皿分のお肉をグツグツ煮ても、まだ透明。
蛋餃（単品注文）
手作り蛋餃をご注文。お肉と外側の卵で作られた皮がふわふわでめちゃめちゃ美味しい。これおすすめです。
デザートは「信玄餅」です。黒蜜ときなこをたっぷりとまぶして食べる信玄餅は甘すぎずにさわやか～。日本の味です。
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最後に、、、
市政府駅駅からスグ！ラグジュアリー空間でいただく酸菜白肉鍋のお店です。
ブランド豚を楽しむことができて、しかも前菜やデザートまでついて日本円で3000円足らず。デートや接待はもちろん、おひとりさまでの食事にもおすすめです。スープやお肉はもちろん、お酒にもこだわっているお勧めのお店なので、ぜひ足を運んでみてください。予約はFacebookのメッセージやEZTABLEから行うことができます。（英語または中国語）
