台北市内の中で最も古くから発展した萬華区。
台湾らしい古い町並みを今でも見て歩くことができ、下町の活気ある雰囲気が色濃く残る地域です。そしてそんな場所にはおいしいグルメやお土産もたくさん!
今日は龍山寺すぐ横にある昔ながらのお菓子を販売するお店「三水素食餅店」をご紹介したいと思います。散歩がてらに、ぜひ立ち寄ってみてください。
三水素食餅店
住所:台北市萬華區和平西路三段109巷5-1號
電話番号:02-2306-6306
営業時間:09:00∼19:00
FB:https://www.facebook.com/MongaBakery/?__tn__=%2Cd%2CP-R&eid=ARBq9u-MxX3EjEGw73f3AGC3i7LvFtiXDMfzg90TmQJA_r2sUPMcsSIG-Xu0vUbIuqyp84xj1f9jMmv0
三水素食餅店はどこにあるの?
「三水素食餅店」はMRT龍山寺駅1番出口をでてすぐの場所にあります。
この日もお参りに訪れたのですが、どことなく懐かしいお店の雰囲気に引かれてちょっと立ち寄ってみることにしました。
こちらのお店、創業は1953年でもともとは福建省から来た方が開いたお店だそう。おじさんが親切にもいろんなお菓子の紹介をしてくれました。
三水素食餅店では何が買えるの?
「寿桃」に端を発した山水素食餅店ですが、他にも發糕、沙琪瑪、紅龜、月餅など昔ながらのさまざまなお菓子が販売されています。
▼新年の時によく食べる蔴粩(マーラオ)
▼おめでたい亀の形をした綠豆糕
「寿桃」とは、マントウを桃のような形にして色をつけたもののことを言います。台湾ではおめでたい席で振舞われたり、お供えとしても利用されています。
原材料はいたってシンプルで、小豆、砂糖、老麺 (生地を発行させたもの)、大豆の粉など。もちもちした食感を追求するため、こねた後の生地をさらに20回以上もプレスし手作り上げているんだそうです。
そんな昔ながらの製法で作られた「寿桃」は一日に1000個以上売れる人気商品。無添加発泡剤や防腐剤などの薬品を使用していないので、消費期限は2日のみです。
▼紅龜 などに見られるびっくりするような赤い色も、食用色素ではなく紅麴から作られた紅麹色素を使用しているんだそうです。
早速いただいてみました♪
寿桃 25元
手のひらよりちょっと大き目の可愛らしいマントウです。
ふかふかした生地を半分にわると、これでもかというくらい中にあんこがたっぷり詰まっていました。
まったり口解けのあんこは甘さ控えめ。
ボリュームに圧倒されながらも美味しく完食させていただきました。
最後に、、、
心がほっと和む台湾の昔懐かしいおやつ。基本的に甘いお菓子がほとんどなので、お茶菓子にぴったりです。日本ではお目にかかれないものが多いので、是非挑戦してみてください。